虫歯
お口の中には、少ない人でも約120種類、多い人では350種類以上の常在菌が存在し、その数は少なくとも1,000億個以上といわれています。
その中でも「ミュータンスレンサ球菌」という細菌は、食事に含まれる糖からプラーク(歯垢)という粘着性の物質を作り、歯にしっかり付着して増えていきます。
プラークの中で糖や炭水化物が発酵すると酸が生まれ、この酸が歯を少しずつ溶かしていきます。これが虫歯の始まりです。

予防歯科
80歳で自分の歯が20本以上残っている方は、約40%といわれています。
大人の歯は親知らずを含めて上下16本ずつ、合計32本。つまり、多くの高齢者が16本以上の歯を失っている計算になります。
年齢を重ねるごとに、歯を失うリスクは確実に高まります。そこで大きな違いを生むのが、予防歯科です。
「虫歯になってから歯医者に行く方」と「虫歯になる前から定期的に通う方」を比べると、将来の残る歯の本数には明らかな差があります。
将来自分の歯をできるだけ残すためには、定期的に歯科医院でのメンテナンスを受けることが大切です。
治療ではなく、予防のために歯医者をご利用ください。
